
なかなか唸る美味しさでした。
こちら、あまりにも有名な播州赤穂の浅野内匠頭長矩ゆかりの逸品。
茶道を嗜み、書・絵画にも優れた才人であった長矩公が
茶の供として好んだ御菓子であり、参勤交代の折には
土産として将軍家に献上した由緒正しき銘菓との事。
たしかにお抹茶といただいたら絶品です。

播州 赤穂市 御菓子司かん川本舗謹製 塩味饅頭 志ほ万
ストレートな甘さの餡を落雁生地で包んだカワイイお饅頭
赤穂の塩を使った生地は、ほんのり塩味が効いてはいるものの
結構な甘さの餡は、やはり御茶席で本領発揮ですね。
白と抹茶の二種類の生地がありましたが、どちらも風雅な美味しさでありました。
包み紙には浅野家家紋「丸に違い鷹の羽」と忠臣 大石内蔵助家紋「右二つ巴」が。
その主従の歴史に想いを馳せながら、じっくりと味わいたい
そんな一品でした。
ごちそうさまでしたー。
◎CAFEVALO
変わらぬ美味しさに笑みがこぼれます。
夏のみちのく仙台に、狛犬をもとめ遠征したお客様(ご存じですよね!)に
お土産で頂戴いたしました。

ふじや千舟謹製 奥州仙台銘菓 支倉焼
若林区舟丁 石橋屋謹製 仙台駄菓子各種
実を言うと、支倉焼はワタクシ達夫婦の大のお気に入りなんです!!
バターが効いたタネでクルミ入り白あんを包み、さっくり焼き上げています。
その和洋折衷なテイストは、慶長遣欧使節 支倉常長の名を冠するに相応しい逸品。
何と!ふじや千舟さんは、一つ一つ手作りにこだわり、支倉焼一筋50年。
スバラシイ!!
この美味しさは、伊達六十二万石だけど、伊達じゃない!ってね、フ~。
皆さん「〇の月」は知っていても、この支倉焼は意外とご存じないのです。
個人的には、仙台土産最好適品!!
ん~美味しい~♡
コーヒー・紅茶はもちろんミルクとの相性もバツグンです。
仙台に旅行の折には、是非とも「支倉焼」をお土産にどうぞ。
オススメです♪
追:石橋屋の駄菓子は素朴で滋味滋養。
心と身体に沁みました^^
ごちそうさまでしたーペコリ。
◎CAFEVALO

青柳総本家 カエルまんじゅう 今回は夏の限定〈抹茶あん〉
青柳と言えば「ういろう」ですが、この「カエルまんじゅう」侮りがたし。
実はワタクシ、大好物です。
定番こしあん、今回の抹茶あんの他に、おいもあん・チョコあん・さくらあんがあります。
注:こしあん以外は期間限定品です。
ワタクシのフェイバリットはもちろん、こしあん!
白あんと小豆あんが絶妙にブレンドされていて、しっとり感がある濃厚なお味ながら
後味は纏わりつくような甘味ではなく、キレがあってサッパリしています。
んなもんだから、ついついパクパクパクパク。
ん~ベリーデンジャラスっす。
まっ美味しいからしょうがないですよね^^
お菓子の世界でも、顔モノはやはり目が命、という事で
なるほどカエルまんじゅうも、職人さんが丹精込めて、一つ一つ目を入れております。
個人的には名古屋みやげ最好適品!!
コスパも高し!です。
他には名古屋喫茶のド定番である、小倉トーストをイメージしたお菓子
〈小倉サンド〉もオススメです。
皆様、是非一度、お試しあれ~。
◎CAFEVALO
キーテナントである三越伊勢丹ほか商業施設がスタートし
新生ビルヂングとして、見事グランドオープン致しましたっ!
この名古屋っ子にはあまりにも有名なオフィス兼商業ビル、初代は1965年竣工。
50年という節目に2代目の誕生となったわけです。
初代ビルには、オチビの頃よく行ったものです。
ビルトップに燦然と光り輝く看板を仰ぎ見ながら
なぜ大名古屋?なぜビルヂング?って当時は思っておりましたが
ちゃんと意味があったのですね(そりゃそーだ)
詳細はウィキを参照くださいませ。
ワタクシの心のビルの一つである、この大名古屋ビルヂング
名前、銘板、玄関のモザイク画などが継承されたのは喜ばしいかぎり。
帰省の折には是非とも訪れたいですな。
因みに、以前ブログでも紹介した岐阜の「ツバメヤ」さんも入っています^^
さて、枕が若干長くなってしまいましたが
本題はコレです。

愛知 知多半島銘菓 総本家田中家謹製 生せんべい
いや~伝家の宝刀を抜いちゃった感があるなぁ。
ブログで取り上げるかどうか一晩思案しちゃいました(って一晩だけど)
コレね、オチビの頃によく食べたソウルスイーツ。
美味い。今食べてもやっぱり美味い
当時はキッチュな地方菓子くらいにしか思ってなかったんだけど
お黙りあれぇー!って一喝されそうなくらい、由緒ただしき御菓子だったのです。
どうも、京都の生八ッ橋やういろうの原型といわれており
絡んでる人物は、何と!あの徳川家康なのであります。
詳しくはこちら総本家田中屋さんのホームページをご覧ください。
最近はこのミニサイズが主流みたい。
黒糖・白・抹茶(New!)のお味が楽しめます。
よく食べてたのは、黒白黒が一枚になりそれが三枚重ねの
1シートになっていました。
一枚づつ薄くはがして、ピンで食べたり白黒で食べたりのオリジナルスタイル。
どうもこの薄い三枚重ねにもちゃんと意味があったのです。
今年帰省した時に探したんだけど、黒しかなくてねぇ。
しかも年末年始だったので、入荷がストップしちゃって・・・
泣く泣くあきらめて戻って来たのでした。
ワタクシ、白orハーフ&ハーフが大好きなので。
今回お土産で頂いて本願成就となりました。
いやーありがとうございました。
皆様、愛知に行かれた折には、ぜひご賞味下さいませ。
後ろにある物語も含め、とても深い味わいですよ^^
◎CAFEVALO

富山県 高岡市 大野屋謹製 高岡ラムネ
天保9年(1838年)創業の老舗の御菓子屋さんです。
代々使われてきた干菓子用の木型を使い
職人さんが丁寧に手作りした、やさしいお味の大人のラムネ。
味もさることながら、その意匠がスバラシイ!
赤い袋は『宝尽くし』。福徳を招く宝物である打ち出の小槌・鯛・巴紋など吉祥文様
濃紺は『冬けしき』。冬から初春にまつわる梅・羽子板・こまなどが
それぞれかわいらしく形づくられています。
高岡市には、今は城跡公園となっている高岡城がありました。
築城主は前田利家の嫡男である利長です。
昔、関西方面にいたころ、奈良県の大和郡山にも
この様に小さくて小粋な御菓子があったのを思い出しました。
郡山城の大門前、町人街の一軒目で商う、本家菊屋さんの『御城之口餅』。
このお餅、茶会にて豊臣秀吉に献上されたという由緒正しき一品。
鶯餅の原型と言われています。もちろん味は申し分ありませぬ。
買い求めた時、ちっちゃな餡ころ餅が小箱にすっきりと納まっている様が
何とも粋でその設えに感動したのでした。
お店の佇まいもこれまた風情が・・・。
う~む、やっぱり城下には美味しい御菓子と粋が生まれるのですね。
武家と商家、その叡智の結晶でしょう!(言い過ぎですね^^)
美味しい日本の伝統美をありがとうございました一礼。
昨日は野田氏に在廊していただいたのですが
その折、野田氏より新潟土産を頂戴いたしました。

新潟県妙高市 (有)かんずり謹製 珍味かんずり
かんずりは「寒造里」と書きます。
妙高市産の唐辛子を雪にさらした後、麹・柚子・塩と混合し
三年間熟成発酵させた当社独特の香辛料です-ラベル表記より
これは久々の大ヒット!
やはりその土地その土地には、気候風土が育んできた
美味しい食べ物があるんですねぇ。
タレ・つゆ・薬味・隠し味などマルチに使える頼もしさ。
麹熟成されたまろやかな美味さと辛さが一体となり
ほのかな柚子の香りも手伝って何とも奥行きのある味わい
癖になりそうな美味さですっ!!
なんでもあのグルメ漫画「美味しんぼ」にも登場したとの事。
今後はお取り寄せしちゃうかも・・・^^
野田さん、美味しいふるさと便をありがとうございました一礼
【お知らせ】
まつもとそぞろあるき展
会期残すところ5日となりました。
売約済みシールが増えてまいりましたので
展示替えで数枚新しい作品(葉書サイズ)を追加致しました。
ぜひこちらも御覧くださいませ。