ひとたびの
2013年 10月 07日
昨日「ある椅子」がお伴の「こぐま」を連れてVALOに巡回してきました。
小さな北欧展から1ヶ月、これにてグランドフィナーレです。
その訳は・・・。
この二脚の椅子、どちらも巨匠ハンス・J・ウェグナーの
デザインによるものです。
奥に写っているのはベアチェアの子どもにあたる「ミニベアチェア」
安楽椅子のマスターピースであるベアチェアの血統をしっかりと受け継ぎ
これまた珠玉の座り心地でありました。
さて、問題はその手前にある椅子。
実は世界に12脚しかない希少な一品!!
いわゆるプロトタイプの一脚なのです!!!
ウェグナーがウィンザーチェアタイプの椅子を製作する時に
デザインしたものらしく(彼のウィンザーは珍しいですよね)
プロトタイプなので正式名称はありませんが
脚部に貼ってあったシールには「ウインザースツール」とありました。
製作はあのデンマーク「フリッツ・ハンセン社」のようです。
この椅子はVALOにおけるひとたびの展覧会を終え、
後は静かに「ある人」と暮らしを共にします。
次の時代に引き継がれるまでの間「ある人」はそれを大切に愛し
使い続けていくことでしょう。
それは「名誉ある役割」なのかもしれません。
その椅子の歴史の1ページにVALOも刻まれた事
とても嬉しく誇りに思います。
「小さな北欧展」を締めくくるに相応しいグランドフィナーレとなりました。
本当にありがとうございました。
小さな北欧展から1ヶ月、これにてグランドフィナーレです。
その訳は・・・。
この二脚の椅子、どちらも巨匠ハンス・J・ウェグナーの
デザインによるものです。
奥に写っているのはベアチェアの子どもにあたる「ミニベアチェア」
安楽椅子のマスターピースであるベアチェアの血統をしっかりと受け継ぎ
これまた珠玉の座り心地でありました。
さて、問題はその手前にある椅子。
実は世界に12脚しかない希少な一品!!
いわゆるプロトタイプの一脚なのです!!!
ウェグナーがウィンザーチェアタイプの椅子を製作する時に
デザインしたものらしく(彼のウィンザーは珍しいですよね)
プロトタイプなので正式名称はありませんが
脚部に貼ってあったシールには「ウインザースツール」とありました。
製作はあのデンマーク「フリッツ・ハンセン社」のようです。
この椅子はVALOにおけるひとたびの展覧会を終え、
後は静かに「ある人」と暮らしを共にします。
次の時代に引き継がれるまでの間「ある人」はそれを大切に愛し
使い続けていくことでしょう。
それは「名誉ある役割」なのかもしれません。
その椅子の歴史の1ページにVALOも刻まれた事
とても嬉しく誇りに思います。
「小さな北欧展」を締めくくるに相応しいグランドフィナーレとなりました。
本当にありがとうございました。
by cafevalo
| 2013-10-07 21:45
| 美術探訪
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