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IRON BLUE

          鉄製のフライパンは、使う前に焼き入れをして馴らしが必要です。

          鉄は火にかけられ黒く変化するその直前、美しいブルーになります。

          その青はとても美しい。

          先日ギャラリー・シュタイネを訪ねた折、重厚な鉄のテーブルで
          コーヒーブレイクをしました。
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          その黒い鉄が、IRON BLUEをイメージさせたのでした。
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by cafevalo | 2012-03-27 09:24 | 諸事 | Trackback | Comments(3)
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          是非ご賞味くださいませ。
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by cafevalo | 2012-03-23 21:36 | VALO弁当 | Trackback | Comments(0)

切れ

          
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          藤田千絵子 器
          土が生み出した、鉄のごとき燻し黒。
          「切れ」のある作陶、思わず手にとりました。
          
          「春さき」 4月1日迄         
          於 ギャラリー・シュタイネ
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by cafevalo | 2012-03-22 21:12 | VALO'S SELECT | Trackback | Comments(0)

A YELL

          私の第二の故郷、宮城県仙台市。
          結婚もして2年半程そこに暮らしました。
          地元愛知に戻ることになった時、先輩から戴いた素敵なプレゼント。
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          ドイツ・ゾーリンゲン Lerche(レルヒェ)社 
          シザーズ&レターオープナーセット

          刃物の産地ゾーリンゲンに誕生して180年。
          同社のデスクアクセサリーはエグゼクティブの
          マストアイテムとも言われています。

          ハサミは二つの刃がかしめを中心に一組となり
          各々の役目を担い、助け合いながら一つの刃として働く
          そういう意味で、とてもおめでたい贈り物とされています。

          先輩から若輩の私達へのエール。
          今も大切に使っています。
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by cafevalo | 2012-03-20 22:04 | VALO'S SELECT | Trackback | Comments(0)
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          是非ご賞味くださいませ。
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by cafevalo | 2012-03-08 20:55 | VALO弁当 | Trackback | Comments(0)
当時の職場に時々来店して頂いていたお客様に、中国系アメリカ人のドクター
(医師か博士か忘れてしまったが)の方がいた。
いつもアウトドア用品を購入したり、注文したりとお得意様的であったのだが、
この方日本語が全く話せない。
イングリッシュオンリーである上に、彼はとてもセンシティブで
アイテムに関しての質問がマニアック且つ非常に細かいのだ。
正直とても大変な接客で、彼が帰るとドッと疲れが出てしまう程パワーを使っていた。
ある日、いつものように接客を終えホッとしていると、彼が小さな箱を差し出し
「君にプレゼントだ!」と言う。
聞くと年に一回はアメリカに帰国しているらしく、そのお土産のようだ。
箱を開けるとそこには一本のペンが・・・
何とパーカーのローラーボールではないか!!
いつも懸命に(笑)拙い英語で接客してくれる僕への、感謝の気持ちだと言うのだ。
心のこもったありがたいプレゼントは翌年も続き、僕は二本のローラーボールを戴いた。
その後程なくして、僕は長野に来てしまったので、彼に挨拶することなく
別れてしまった事が、今でも少し心残りではある。
只そのローラーボール、ブルーとレッドで彩られたSTARS&STRIPES(星条旗)が
デザインされており、彼の愛するアメリカをあまりにもストレートに表現した
モデルだったので、僕はちょっぴり気が引けてしまったのだった(笑)

そんなストーリーもあったりして、僕はすっかりパーカーがお気に入りになってしまった。

僕は筆圧が高くボディをしっかり持って字を書くタイプである。
太いボディを軽く持って、サラサラと走らせるように書くことがなかなか出来ない。
細いボディだと更に力を入れて持ってしまうので、とても疲れてしまう。
色々と試し書きをした中で、ボディの太さ、ホールド感、ウェイトなどの
トータルバランス、さらに質感もパーカーのモデル「ソネット」との相性がとても良かった。
加えてこの価格帯にしては18Kのニブが奢られていて、コストパフォーマンスも高い。
適度な柔らかさを持つそれは、優しくしなり筆圧を良い具合に往なしてくれたのである。
海外ブランドは国産よりも線が太く出るので、細字のFが僕の欲しい線を
軽やかに生み出した。

実を言うとこのモノ物語り、紙に下書きをして推敲をくりかえし、最終的に原稿におこし
更に校正したのちにPCに取り込んでいる。
数々の推敲でぐちゃぐちゃになった用紙を見てふと思う事がある。
「僕は文字をもって絵を描いているのではないだろうか?」と。
なるほどそういう思いで見てみると、文面というよりは抽象絵画のように見えなくもない。
以前僕の書の作品を見た書道の先生が「絵を描くように書いているね」と
評した事があった。
僕にとってこのモノ物語りを書く事は、過去・現在・未来の自分自身と真摯に向き合い
自らを内観していく行為でもある。
無意識下で文字に図形的な要素を見いだし、絵画的に表現していく。
そこに唯一、石怪獣ゴーゴンを描いていたあの頃の僕が存在しているのかもしれない。

さて、第二章の始まりとも言えるVOL 11からのモノ物語り。
下書きには万年筆「ソネット」を使っている事だろう。
因みにソネット(SONNET)とは近世ヨーロッパはイタリアで生まれた
14行からなる小押韻詩型の事。
かのウィリアム・シェイクスピアはこのソネットを駆使し150篇以上もの作品を
残したと言われている。
その名を冠したパーカーの筆記具。書くのがとても楽しみである。

僕の現在(今)から紡ぎ出された言葉の数々が、パーカーをして文字となり描かれた時
さらなる高みへと向かうためのガイドマップに、新たなるルートが加えられるだろう。

そう、パーカーのアイコンである矢羽(アロー)には
“AIM HIGH-目標を高く掲げ、求め、達成する”
というブランドコンセプトが込められている。

未来の自分が立つべき処へ矢羽が真っすぐ届くように、今日も僕はペンを走らせる。
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by cafevalo | 2012-03-03 22:51 | モノ物語り | Trackback | Comments(0)
世の母親の多くはそういうものなのだろう、息子の僕が子供の頃に描いた絵を
彼女は大切にスクラップし保存していた。
妻と結婚した頃、実家に帰省した折偶然見つけたそれには
幼き日の僕の力作である、空想の怪獣達が描かれていた。
“石怪獣ゴーゴン、口から石と火を吹く”・・・らしい。
茶色のクレヨンを使い、のびのびと自由に描かれたその絵を見た妻から
「なかなかイイ絵ネ」と、お褒めの言葉を頂いた。
高校時代は美術部に在籍し、油絵を嗜む彼女にそう評価された僕の絵。
しかし、である。
今の僕は絵がからっきしダメなのだ。
僕の絵の才能の芽は土からピョンと顔を出したのだが
その後どうもほったらかしであったようで、双葉にすらならぬうちに
枯れ果ててしまったのかもしれない(涙)
世のお父さん、お母さんよくよくここは注意して頂きたい!
愛する我が子の才能の種が発芽したならば、愛という名の水と肥料をしっかり与え
こう言い続けてほしい、「上手に出来たね!スゴイね!!」と。
偉大なる芸術家は、あなた方のほんの小さな愛で生まれるものなのである。
そんな訳で絵の才能を失った僕は(笑)「文字を書く」という表現方法に
シフトしたのかもしれない。
ここのところちょっぴり怠けていてマズイなと思っている「書」もそうであるし
このモノ物語りも書くことで表現しているわけだから。

さて、心優しき読者の皆様に支えられて
この度VOL 10の節目を迎える事ができたこのモノ物語り。
その記念すべきイシューに相応しいアイテムとしてピックアップしたのは
字を書くモノ=筆記具である。
少し前になるが、ツイッターで何気にこう呟いた。
「VOL 10を書き終えたら、パーカーの万年筆を一本買う」と。
万年筆と言えば中学入学の時に叔父にお祝いとして戴いたプラチナ萬年筆のものを
今でも大切に持っているし、あのモンブランのマイスターシュテックも素晴らしいとは思う
(まだまだ似合わないけど)
でも何故かパーカーの万年筆が好きなのである。
1888年 ジョージ・サッフォード・パーカーによりアメリカで創業されたパーカー社。
翌年にはペンの製造を本格的に開始する。
1894年 万年筆のインク漏れを劇的に解消した「ラッキーカーブ」機構を搭載した
万年筆を世に送り出したのを機に、パーカーの名は広く知られることとなる。
1900年代なるとデュオフォールド、パーカー51といった万年筆の名品や
ロングセラーとなるペン、ジョッターシリーズなどを次々と生み出し
“The world’s most wanted pen 世界で最も愛されるペン”
と称賛されるメーカーとなった。
かのアーネスト“パパ”ヘミングウェイやシャーロック・ホームズのコナン・ドイルなど
著名な作家達も愛用していたといわれている。
更にその伝統と信頼を認められ、ロイヤルワラント(英国王室御用達)を取得。
エリザベスⅡ世女王とプリンスオブウェールズ(チャールズ皇太子)
二つのアームス(紋章)を掲げる筆記具メーカーとなっている。
僕が何故パーカーに魅かれるのか?これだという理由は見つからない。
おそらく子供の頃、親父のデスクのペン立てにパーカーの
筆記具があったのではないだろうか。
ジョッターあたりのボールペンか何かだと思う。
あのアロークリップ(矢羽)のペンが、微かな記憶として僕の中に残っているのだ。
人々が愛してやまないパーカーのアローは海を越え僕の家にも飛んで来ていた。
それ程パーカーは世界の人々の生活の中に浸透していたに違いない。
視覚的に刷り込まれたパーカーの記憶は僕の中で長い冬眠に入る。
そして春は2000年 ミレニアムの幕開けとともに訪れた。

当時暮らしていた自宅から車でほど良い距離に某有名デパートがあり
休日には時々出掛けていた。百貨店世代だからデパートは大好きなのである。
行くと決まってステーショナリーコーナーに立ち寄り世界の逸品達の試し書きをしていた。
モンブラン・ペリカン・ウォーターマン・カランダッシュetc まさに至福のひと時。
ちょうどその日もいつものように筆記具のショーケースに向かった。
ふとケースの上を見ると、何やら専用のディスプレー台に並ぶ限定品らしきペンが・・・
「んっ、パーカーか?」
そこにはミレニアム限定のSTDタイプのローラーボール(ペン)があった。
’99年に発売されたらしいそれは、世界地図と主要都市が描かれ
キャップのアローをGreenwichに合わせると、世紀の幕開けの時刻を知ることができるよう
デザインされたGMT仕様のものだった。
2000年ミレニアムイヤーにロンドン グリニッヂ天文台で行われるイベント
GREENWICH MERIDIAN 2000の公式筆記具に認定されていたパーカー社は
いくつかの限定モデルを99年に発売したようだ。
そのペンが気に入った僕は迷わず購入した。
ミレニアムイヤーに出会ったアロークリップのパーカー。
雪解けの水は、小さな流れをつくり始めた。
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そのペンを手に入れてから間もなく、
シンクロニシテイとも言えるパーカーストーリーがもう一つ生まれた・・・。

つづく。
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by cafevalo | 2012-03-02 22:36 | モノ物語り | Trackback | Comments(2)

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