思えばこの本が・・・

          思えばこの本が僕の「読書」原体験かもしれない。
          サウンドハンターシリーズ1 大森林の逃走 和田頴太 著 他3作
          朝日ソノラマ文庫 昭和51年初版
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          小学6年生の僕がハマッてしまった冒険小説。
          当時、この朝日ソノラマ文庫が、クラスの本好きの間で
          ちょっとしたブームになった時期があったのだ。
          おそらくターゲット層は中高生ではないだろうか。
          痛快な冒険・SF・推理・恋愛小説が網羅されていたと記憶している。

          他の何冊かは最近処分してしまい、さてこの4冊はどうしたものか・・・。
          思案の末、やはり捨てずに所有しておこうと決めた。
          考えてみればこのシリーズは僕が初めて読んだ文庫本。
          大袈裟に言えば「読書」と真摯に向き合った本達なのである。

          ストーリーはというと・・・
          主人公である矢島響は、高校生ながらセミプロのサウンドハンター
          録音のプロとして仕事を依頼され、様々なナチュラルサウンドを録るべく
          世界を飛びまわる。
          しかし、その先々で何らかの事件に巻き込まれてしまう。
          「録音」という仕事が災いしてしまうのだ。
          それでも、困難に立ち向かい自力でそれを乗り越え、解決しながら
          大人へと成長していく。
          そんな思春期の少年の冒険ストーリーである。
          特にオレゴンやアラスカを舞台にしていた1・2作は
          ウィルダネスの情景描写が多く、彼の地への憧れを増幅させた。

          ちょうどTEENへの階段に差しかかろうとしていた僕にとって
          男としてのヒロイズムや主人公の精神的な成長は
          どこか共感できる点があったのかもしれない。
          また、要所要所でスクイーズされる「異性」に対する彼の感情の起伏
          その描写などもしかりである。
          さらに、このシリーズの装画・挿絵の山野辺 進 画伯。
          彼の絵のタッチや構図、特に挿絵の鉛筆画らしき作品の
          緻密な線の躍動感に、心奪われてしまったのである。
          今回この記事をUPするにあたりちょっとググッてみたところ
          ご本人のHPに行きあたり・・・。
          やはり数々の書籍の装画や挿絵で活躍されたようで、納得した次第。
          また、HP内のギャラリーにあった絵画作品の中に
          なかなかイイ雰囲気のものがあったりして。

          ところでこのサウンドハンターシリーズ
          VOL 5 「豪華客船危機一髪」がシリーズ最終刊。
          手に入れるかどうか、それこそ只今思案中(笑)
          で、ちょっと検索かけてみたら・・・えっ!?まさかのプライス(大汗)

          コアな方々ってのがいるんだなぁ。正にニッチだねぇこりゃ^^
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by cafevalo | 2013-06-24 00:16 | VALO'S SELECT | Trackback | Comments(0)

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