VOL 3 デキる男は・・・
2011年 07月 02日
“デキる男は財布の中がスッキリしている。
種類ごとにお札が1枚ずつ。
クレジット、バンクカードが2~3枚程度
コインは小銭入れを別にもっている。
無駄がなくシンプル、とてもスマートである”
たまたま本屋で手に取ったビジネス雑誌にこんな記事があった。
ムムッ!待てよ、僕は正にそれを実践しているではないか!
そう思いニンマリとした刹那
「何事にも例外はあるわよネ」と、横で妻が笑ってみせた。
まったくもってその通り、撃沈である・・・。
さて、そんなデキる男になるべく手に入れた訳では無いのだが
とても気に入って使っているこの財布。
かれこれ10年近くになるだろうか。
英国は「ホワイトハウスコックス社」のブライドルレザーを使用した
オーソドックスな小銭入れ付のノートブック型財布である。
当時からコインは別に持ち歩くのが好みだったので
馬蹄形のコインケースと、ネームカードケースも同時に手に入れた。
このブライドルレザー、良質な成牛の一枚皮を草木鞣し後染色
蜜蝋や獣脂に漬け込み、10週間をかけて仕上げられる
たいへん手の込んだもの。
その後熟練の職人たちのハンドメイドにより、様々な製品に
生まれ変わっていく。
そもそも「ブライドル-BRIDLE」とは馬勒という意味。
馬具のために使われていた大変堅い革。
その鋼の様なブライドルレザーを、定期的な手入れを施しながら
自分のものにしていく、エイジングも魅力の一つである。
ポケットの形や、手の跡、バッグの中での定位置etc、
使い込まれやわらかくアタリがでて、色も経年変化し
風格と存在感が増してくる。
なるほど、男の歴史が刻まれるのは顔だけではないのかもしれない。
自分で選んだものを受け入れ、スマートにそれと共に生きる。
デザインされた機能性に手を加えることなく
最大限にそれを使いこなす。
デキる男はそんな男なのかもしれない。
午後の光を受け光り輝くブライドル。
そこに映る自分が決して曇ることのないよう
日々ありたいと思う。
種類ごとにお札が1枚ずつ。
クレジット、バンクカードが2~3枚程度
コインは小銭入れを別にもっている。
無駄がなくシンプル、とてもスマートである”
たまたま本屋で手に取ったビジネス雑誌にこんな記事があった。
ムムッ!待てよ、僕は正にそれを実践しているではないか!
そう思いニンマリとした刹那
「何事にも例外はあるわよネ」と、横で妻が笑ってみせた。
まったくもってその通り、撃沈である・・・。
さて、そんなデキる男になるべく手に入れた訳では無いのだが
とても気に入って使っているこの財布。
かれこれ10年近くになるだろうか。
英国は「ホワイトハウスコックス社」のブライドルレザーを使用した
オーソドックスな小銭入れ付のノートブック型財布である。
当時からコインは別に持ち歩くのが好みだったので
馬蹄形のコインケースと、ネームカードケースも同時に手に入れた。
このブライドルレザー、良質な成牛の一枚皮を草木鞣し後染色
蜜蝋や獣脂に漬け込み、10週間をかけて仕上げられる
たいへん手の込んだもの。
その後熟練の職人たちのハンドメイドにより、様々な製品に
生まれ変わっていく。
そもそも「ブライドル-BRIDLE」とは馬勒という意味。
馬具のために使われていた大変堅い革。
その鋼の様なブライドルレザーを、定期的な手入れを施しながら
自分のものにしていく、エイジングも魅力の一つである。
ポケットの形や、手の跡、バッグの中での定位置etc、
使い込まれやわらかくアタリがでて、色も経年変化し
風格と存在感が増してくる。
なるほど、男の歴史が刻まれるのは顔だけではないのかもしれない。
自分で選んだものを受け入れ、スマートにそれと共に生きる。
デザインされた機能性に手を加えることなく
最大限にそれを使いこなす。
デキる男はそんな男なのかもしれない。
午後の光を受け光り輝くブライドル。
そこに映る自分が決して曇ることのないよう
日々ありたいと思う。
by CAFEVALO
| 2011-07-02 08:48
| モノ物語り
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