VOL 1   ドレープの向こう側

     シャツが好きである。
     パリッとしたシャツに袖を通すと、背筋がピンッとなり
     身が引き締まる思いがする。

     そんな僕にとってちょっと困る季節、それは夏である。
     白状すると、僕はとても暑がりで汗っかきなのだ。

     Tシャツ1枚でも暑くてたまらないこの季節に、唯一出番が多いシャツがある。
     それはハワイアンシャツ(アロハシャツ)である。
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     そもそもハワイアンシャツは、移民の日本人が着物の生地を使って
     仕立てたものが始まりと言われている。
     Hawaiiの伝統文化・花鳥風月などをモチーフに柄をデザインし
     レーヨンやコットンなどの生地に色鮮やかに染め抜いてある。

     染めや柄のパターンも豊富で、生地をキャンバスに見立て描かれた
     1枚の絵画のようでとても美しい。

     和柄と呼ばれるものの中には、龍虎などの迫力のある柄や金魚・美人画など
     情緒的なものもあり、オリエンタルな側面を見ることができる。

     そんな様々な柄の中で、僕は花など植物をモチーフにしたものがお気に入り
     月下美人やジャスミン・ジンジャーフラワー・バナナの葉etc・・・
     それらに身を包むと、清々しいHawaiiのオフショアの風が
     身体を吹き抜けていくようである(なぁ~んて行った事ないけど)

     レーヨン生地は、暑い夏でもサラッとしていて肌にヒンヤリ冷たい。
     しかも風を受けるとしなやかにドレープを生み身体に風を送りこんでくれる。
     涼しさの所以は正にそれである。
     ハワイアンシャツは、何ともエアコンディショニングで機能的なウェア!!

     ドレープの向こう側には
     環境負荷の低いエコロジカルな世界が広がっているのである。
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by CAFEVALO | 2011-05-11 22:26 | モノ物語り | Trackback | Comments(0)

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