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Farewell My Azusagawa-River 其の弐

先ずは、昨夜熟考を重ねランディングまでイメージしたポイント1へ入川 現着PM3:50頃
林間シェードで水温低め、流沈木などのストラクチュアが多数点在しており
ウィークポイントである水深の深さを差っ引けばなかなかの好ポイント。

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—ひょっとしたら上を向いてくれている大物がいるかも。

期待して挑みましたが見事撃沈、早々に見切って移動決定です。
ふと対岸を見ると、河川敷修復工事の重機が見えました。
この場所、先日の大雨以前は手付かずの鬱蒼とした林間地帯で、釣り師を阻み続けていたところ。

—重機があるってことは降りて来る道をつけたってことだよな。

ポイント2 その対岸 現着PM4:30頃
いや~気持ちのいい場所になりました。
木漏れ日の中をゆったりと流れる梓水、というよりほぼ止水(笑)
小鳥達がさえずり、涼風に木立がさわさわと音を立てています。
岸が整備され、遊歩道でも出来たら、格好のお散歩コースとなるでしょう。
そんな光景とはうらはらに、何とここで爆釣!です。
出るは出るはのパラダイス、それこそまさにサンクチュアリ!!
今まで完全に竿抜けしていたであろうポイント在住の、ルアーバージンと見紛う無垢な魚達は
オチビから良型まで合わせて6FISH!+3バラシ、活性の高さが伺い知れますがこれでは…。
そう、大物がでません。
これだけ魚を掛けると、ポイントがザワツキ、大型魚は警戒心を強めてしまいます。
おそらく深場に張りつきじぃ~っとしているのでしょう、そのくらい深いのです。
DDミノーやスプーンを落とし込めば、ゴンッってくるかもしれませんが
急襲をかけるバーチカルな釣りは、ワタクシの流儀に反しますので…。
そんな訳でイイ感じで肩慣らしも済んだので、本命狙いで移動を決意。
今期の大物実績のあるポイントでフィニッシュと組み立て、急ぎ車を走らせます。
右岸道路を走りながら今期攻めたポイントを反芻、と中央橋を過ぎたところでふと川に目が行きました。
流れと流木・シェードツリーなどの絡みがなかなか良さそうです。

—そういえば、ココやってなかったなぁ

通過したのをすぐさまUターンし、ポイント3に入ります 現着PM5:20頃
どうでしょう、橋下流の落ち込み~瀬~開きで言えば、2番と3番になるでしょうか。
入川し3番を舐めながら、釣り上がります。
小気味よくランガンで対岸のシェードツリーの際を撃っていきますが…出ません。

—すでに叩かれたか

そのまま2番に釣り上がります。
ここはランの左岸がぶっつけの為えぐれて深場となっているうえに、流下木が溜まり
さらに、岸に自生する樹木が、増水でなぎ倒されシェードを形成。
水勢もそこそこあるため、とても攻めにくいポイントではありますが
それらストラクチュアの下には、どうしたって大物は着いているはずです。
しかし一筋の光が!
最終流下木の直下がわずかながら緩流帯となっているのを発見。

ー居るとしたら、ココだな

ビンゴッ!でした。

Farewell My Azusagawa-River  其の弐_e0159392_11250993.jpg














実績カラーのミノーをひったくるようにバイトしたのは、37㎝のBULLブラウン PM5:43ヒット‼
何とか35UPを手中にし、まずは肩の荷を下ろしましたホッ。
ここでちょっぴり余裕が出た釣り師は、そのまま少し下流の今期未攻のポイント4に攻め込みます。
これまたこのポイントも魚達は高活性、25~27㎝くらいの良型をポンポンと4Fishと
お約束の尺UPクラスを含む3バラシ+も忘れません。
やはり今日はパワーデイのようです。
しかしながら、時刻PM6:00を過ぎたあたりから、上流側にルアーマンの姿が一人、また一人
あらら5人もいるではありませんか。
先程攻めた2番・3番の瀬をもう一回流してロッドオフと思っていた矢先にこの有様です。

—オーラスだから今日はとことん梓川と付き合うか

「Wait until dark 暗くなるまで待って」
オードリー・ヘプバーン主演のサスペンス名作のタイトルが、ふと脳裏を掠めます。

程なくすると、反応が無かったのか、ルアーマン達がポイントを下流移動するのが見えたのでした。


Farewell My Azusagawa-River  其の弐_e0159392_11115853.jpg















其の参へ続く




VALOKAKU




by cafevalo | 2018-08-12 11:20 | RIVER WIND | Trackback | Comments(0)

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